臥月亭
今日は、
臥月亭 − がげつてい −
にお邪魔させていただきました。
臥月眠雲 月にふし、雲に眠る
野宿同然に月に照らされて臥し、夜霧に包まれて眠る
すなわち、
乏しく厳しい条件に耐えて修行にはげむ
という意味の禅語らしいです。
とても素敵な名前を家につけられるなあと、
風流を感じました。
自分はよく物に名前を付けるのですが
茂雄とか、茂松とか、ジョンとか・・・
格が違う・・・!と勝手に思っちゃいました。
実はまだ改修前の状態で
これから建てられた当初の姿に復元していくとのこと。
家自体は大正の面影を強く残しているのですが
ところどころ昭和に直されたところもあったりしていて
部屋によって中の世界が少し違っててとてもワクワクしました。
長い年月佇んできたことと、ひとつひとつの素材が立派なので
とても強い印象を受けました。
今はまだ誰も住んでいないのに、凛とした存在感があります。
家を見ること、とっても好きです。
今までこの家はどう暮らしていたのか、人をどう守っていたのか。
これからどうやって一緒に住んでくのだろう。
人とも、建物とも、素敵な出会いでした。
映像作家として私も応援したい。
紹介していただいた友人に感謝です!