将来について考える日
仕事が一通り片付き、今日は静かな日となりました。
私事としても仕事としても、自分がこれからどうやって生きていくか、考えてみました。今年の春頃に数年ぶんの目標が明確に決まり、目標に対して分割したゴールを設定して、今はまず最初の一歩を踏み出しているところです。
目標とは、大学院に入って映像の研究をする、という目標です。
研究しながらアーティストとして活動していきたいのです。
事業としての映像制作は、もちろん続行します。
映像の仕事の仕組みや動画マーケティングを、日々映像制作をしながら学んでいっています。仕事内容が研究内容でもあり、こんなに素晴らしいものはないです。
先日、一歩目のゴールのために、相談に行ってきました。
最初の一歩は難しく、かなりの狭き門だということ。
そんなことを話していると父の言葉を思い出しました。
「世の中の大抵のことは予め決定されていて、そこに他人に対する公平さはない。だからほとんどのことが難しい。」
大学院に入りたいと言ったときには、特に研究機関となると、外から入るのはかなり難しいと父は言っていました。
ああ、このことか、と思いました。
0か1か、たった一枠に入れるかどうか・・・。
残るは努力しかないのだと思いますけれど、ちょっと心が挫けそうになりました。
フィンランドで撮影した、朝焼けの風景。 Silenceシリーズの作品の一部。
しかしそこで、新しい提案をいただきました。
大学院の前期課程から入るのではなく、社会人学生として後期課程から入る方法がある、とのこと。
社会人学生。
まさしく私のことです。
仕事しながら学生するよー!と思っていた、私のことでしょうか。
こちらは入試前に特別な審査をして、大学院前期課程修了と同等のことをしてきたか、という点を問われます。
だからこれも簡単ではない。
でも無理ではない。
目標への新しい道のりをもらえました。
それ以外にもたくさんの素晴らしいことを伺いましたが、先日お会いしたときには、特にそのことが、気持ちをほやほやにさせてくれたのです。
今現在は、狭き門である前期課程に向かっていきます。
これも、どんなに難関でも無理ではないのですから。
博士にすぐ行く道もいいけれど、今自分に必要なのは知識と経験なので、
地道にしっかり研究をしていくために、最初に敷いた道をひとまず歩こうかと思うのです。
目標への道が一本ではなくて複数あるというのは、それだけで心のゆとりが持てるようになるのかもしれません。
だからといって、油断大敵です。すぐ油断して穴に落っこちるタイプなんです私。