simple things of simple days

気ままな言葉ばかりです。

Alina Zhdanova ジダーノワ アリーナ
映像作家 / グラフィックデザイナー

Monochrome Design
Alina Zhdanova - ARTIST


将来について考える日

仕事が一通り片付き、今日は静かな日となりました。

 

私事としても仕事としても、自分がこれからどうやって生きていくか、考えてみました。今年の春頃に数年ぶんの目標が明確に決まり、目標に対して分割したゴールを設定して、今はまず最初の一歩を踏み出しているところです。

 

目標とは、大学院に入って映像の研究をする、という目標です。

研究しながらアーティストとして活動していきたいのです。

 

事業としての映像制作は、もちろん続行します。

映像の仕事の仕組みや動画マーケティングを、日々映像制作をしながら学んでいっています。仕事内容が研究内容でもあり、こんなに素晴らしいものはないです。

 

 

先日、一歩目のゴールのために、相談に行ってきました。

最初の一歩は難しく、かなりの狭き門だということ。

 

そんなことを話していると父の言葉を思い出しました。

「世の中の大抵のことは予め決定されていて、そこに他人に対する公平さはない。だからほとんどのことが難しい。」

大学院に入りたいと言ったときには、特に研究機関となると、外から入るのはかなり難しいと父は言っていました。

 

ああ、このことか、と思いました。

0か1か、たった一枠に入れるかどうか・・・。

残るは努力しかないのだと思いますけれど、ちょっと心が挫けそうになりました。

 

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フィンランドで撮影した、朝焼けの風景。 Silenceシリーズの作品の一部。

 

 

しかしそこで、新しい提案をいただきました。

大学院の前期課程から入るのではなく、社会人学生として後期課程から入る方法がある、とのこと。

社会人学生。

 

まさしく私のことです。

仕事しながら学生するよー!と思っていた、私のことでしょうか。

 

 

こちらは入試前に特別な審査をして、大学院前期課程修了と同等のことをしてきたか、という点を問われます。

だからこれも簡単ではない。

でも無理ではない。

 

目標への新しい道のりをもらえました。

それ以外にもたくさんの素晴らしいことを伺いましたが、先日お会いしたときには、特にそのことが、気持ちをほやほやにさせてくれたのです。

 

 

今現在は、狭き門である前期課程に向かっていきます。

これも、どんなに難関でも無理ではないのですから。

博士にすぐ行く道もいいけれど、今自分に必要なのは知識と経験なので、

地道にしっかり研究をしていくために、最初に敷いた道をひとまず歩こうかと思うのです。

 

目標への道が一本ではなくて複数あるというのは、それだけで心のゆとりが持てるようになるのかもしれません。

だからといって、油断大敵です。すぐ油断して穴に落っこちるタイプなんです私。