simple things of simple days

気ままな言葉ばかりです。

Alina Zhdanova ジダーノワ アリーナ
映像作家 / グラフィックデザイナー

Monochrome Design
Alina Zhdanova - ARTIST


時差ボケ

相変わらず旅をしています。

旅というか、故郷巡りといったところでしょうか。

この間まで、ロシアはモスクワに滞在しておりました。

 

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銅像のレーニン氏

 

帰ってきて5日程度、絶賛時差ボケ中です。夜は寝れません。

日本は時間がわりと早いとことにあるため、それより西の国に行くと大抵は早起きな時差ボケなので得した気分になるのですが、帰ってきた時は昼まで寝てしまって夜は眠れないので辛いです・・・。

 

 

 

いつもは楽しい旅ですが、今回のロシア滞在はなかなかのサバイバルでした。

モスクワは何度か来たことがあるし、ちょっと昔に少しだけ住んでたし、ロシア語が話せます。

と言ってもカタコトですし、一人で現地の役所や警察とやりとりをしたり、郊外まで出る経験はなかったのですが・・・今回は諸事情により、それらを一人でやってきました!

 

 

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雪がモフモフでした

 

一人で様々な場所に行き、いろんなやりとりをして、道を聞いたり、いろいろと教えてもらったり、知らない人と冗談を言い合ったり、面倒なことをしてしまったり怒ったり怒られたり・・・

しかし無事に生き延びて帰ってきて、今回の滞在で私はどこでも生きていけると確信しました。(よほどの場所でない限りは)

なんだか大人になった気がします。

 

 

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 赤の広場

 

言わずと知れたロシア連邦の首都ですが、ロシアつにいて豆知識を少しご紹介。

日本外務省のホームページにはロシア連邦」には「共和国や州等83の構成主体からなる連邦国家とあります。独立していない共和国等が含まれていて、つまりは大きな大きな多民族国家なのです。ヨーロッパからアジアまで広い敷地をもっているから人種も様々。スラブ人から中東アジア、中華と本当に幅広い国です。

そんな国の首都には他の国にはない寛容さがあるように思うのです。

 

日頃から外国人をしている自分にとってはなんとも住みやすいなあと思うのです、が、それはもちろん、自分もロシア人だからというのもあるでしょうね。

  

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 救世主教会

 

この間ロシアに行く前にインタビューをうけたのですが、話をしている最中に自分の居場所について考えました。

 

「自分は日本人とロシア人、どっちだと思うか」

というような質問だったかと思います。なかなか面白いです。

 

 

私はどちらでもあって、どちらでもないように思う。

そんなことを答えました。

 

どちらでもある、というのは主観です。私自身の気持ちを聞いたらどちらとも馴染みがあってどちらとも好きなのです。どっちでもいたい。

どちらでもない、と思ってしまうのは、他者からの反応です。日本にいてもロシアにいても外国人でしかなく、代表的なのが「どこから来たの?」もしくは「Where are you from?」と第一声で聞かれることです。

 

 

地域やその土地の文化、人種の違いって面白いけれど、同時にすごく面倒で、自己他者をすぐに排他的にしてしまう嫌なものでもあるのです。

 

 

インタビューされた内容はこちらの作品に使われております!私以外のたくさんの人にもたくさんインタビューしてたみたいで、すっっっっごく興味深い内容です。観たい。

 

 

ちょうど行く直前にインタビューだったので、モスクワではそういうことばかりを考えていたのですが、現地で一人でいろいろと行く羽目になったので、他人を観察することを楽しんできました。

ロシアにだってナショナリストはたくさんいるけれども、移民も多く暮らし、ロシア語が主言語ではないロシア国民も多く暮らしていて、私にとってはすごく落ち着く環境にいれました。 もちろんどこから来たの?とは聞かれましたけれども。

 

 ロシア楽しいっす。

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犬・・・?