漢方で体質改善はじめました
今までのブログを読んでくださっているみなさま、ありがとうございます。
意外と、このブログ、アクセス数がありまして、数字をみると知らない方も読んでくださっていて、驚きが隠せません。
普段このブログで書いているテーマがそれぞれつながっていないような感じがしますが、映像作家をやっている一個人の、仕事とプライベートといった身の回りを書いております。
そんな感じで、今回はいままでの記事の紹介と、漢方について書いていこうと思っています。
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☆ダントツ1位
完全個人のブログで別にアプローチも商売もしてないのに、約1万PVを誇っています。愛と情熱と時間を注いだ超長い記事です。
フリーランスが多いご時世でみんな納品に困っているんでしょうね。みんなでがんばりましょう。
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新年あけましておめでとうございます
いつの間にか年を越しておりましたね。2019年、平成31年。
新しい元号は何になることやら。
朝のお散歩の時に、一年間なにをしてきたかなあ、と振り返っている数日。
そして院試の準備を進めながら、今の自分の自己分析と将来の目標をあらためて考えています。
実は混乱と苦悩から始まった昨年、数ヶ月はお仕事をほとんどせず、ただ毎日生きるために走り回っていたような印象です。
そんな中で支えてくれたのは、家族、パートナー、友達。そして仕事を受けられなくてもご連絡をくださったクライアント様には頭も上がりません。
苦しんで悩んだ末に決めた道、それにあわせた目標は、苦しんだが故に自分の中からでてきたものだと思いますし、だからこそ自信を持って目指せるのかなあ、と格好いい感じのことを書いてますが、とにかく苦しかったのです。
今ある充実は、苦しみを乗り越えたものだから得られているものだと思うのです。
また別のことですが、昨年は車と二輪の免許をとって、バイクも人から頂いて、冬は寒くて乗っていないけれど、どこか行きたいときに遠出ができる環境になったのもすごく嬉しいなと思うのです。
そんなこんな、苦しいことがありながら、新しい出会いもたくさんありました。後半はお仕事も多く頂いて、うまく整理できない状況もありながら、きちんとバランス調整する技術も上達しつつ、結果としてとても充実した一年でした。
関わってくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて 今年は、自分の環境を変えることになります。
初詣で行った下鴨神社で、毎回おみくじを引くのですが、今年は「平」でした。一般的に大吉とか小吉とかが出るあれです。
下鴨神社の初詣は今回でたしか6回目なのですが、そのうち3回が「平」でした。相変わらずなんとも言えないクジ運で、内容を読むと「地に足付けてしっかり頑張らなアカンで」というようなことが書かれて、なんとも言えない気持ちになりました。
みんな大好き、しいたけ占いではまあまあ良いことが書いてあったので、ほどほどに頑張ろうと思っています^^
ということで、今年のテーマは「勤勉」と「愛」
仕事と久々の学業を真面目に取り組む。パートナーには変わらぬ、より深い愛を。家族や友達にも変わらぬ愛を。
そんな一年にしたいと思います!
将来について考える日
仕事が一通り片付き、今日は静かな日となりました。
私事としても仕事としても、自分がこれからどうやって生きていくか、考えてみました。今年の春頃に数年ぶんの目標が明確に決まり、目標に対して分割したゴールを設定して、今はまず最初の一歩を踏み出しているところです。
目標とは、大学院に入って映像の研究をする、という目標です。
研究しながらアーティストとして活動していきたいのです。
事業としての映像制作は、もちろん続行します。
映像の仕事の仕組みや動画マーケティングを、日々映像制作をしながら学んでいっています。仕事内容が研究内容でもあり、こんなに素晴らしいものはないです。
先日、一歩目のゴールのために、相談に行ってきました。
最初の一歩は難しく、かなりの狭き門だということ。
そんなことを話していると父の言葉を思い出しました。
「世の中の大抵のことは予め決定されていて、そこに他人に対する公平さはない。だからほとんどのことが難しい。」
大学院に入りたいと言ったときには、特に研究機関となると、外から入るのはかなり難しいと父は言っていました。
ああ、このことか、と思いました。
0か1か、たった一枠に入れるかどうか・・・。
残るは努力しかないのだと思いますけれど、ちょっと心が挫けそうになりました。
フィンランドで撮影した、朝焼けの風景。 Silenceシリーズの作品の一部。
しかしそこで、新しい提案をいただきました。
大学院の前期課程から入るのではなく、社会人学生として後期課程から入る方法がある、とのこと。
社会人学生。
まさしく私のことです。
仕事しながら学生するよー!と思っていた、私のことでしょうか。
こちらは入試前に特別な審査をして、大学院前期課程修了と同等のことをしてきたか、という点を問われます。
だからこれも簡単ではない。
でも無理ではない。
目標への新しい道のりをもらえました。
それ以外にもたくさんの素晴らしいことを伺いましたが、先日お会いしたときには、特にそのことが、気持ちをほやほやにさせてくれたのです。
今現在は、狭き門である前期課程に向かっていきます。
これも、どんなに難関でも無理ではないのですから。
博士にすぐ行く道もいいけれど、今自分に必要なのは知識と経験なので、
地道にしっかり研究をしていくために、最初に敷いた道をひとまず歩こうかと思うのです。
目標への道が一本ではなくて複数あるというのは、それだけで心のゆとりが持てるようになるのかもしれません。
だからといって、油断大敵です。すぐ油断して穴に落っこちるタイプなんです私。
「数学する身体」
を読みました。面白かったです。
普段読むのが激遅な私でも読みやすくて一日で読了しました。
一言で言うなれば、ロマンチックなラブレターのような本。
宛先は、数学へか、それとも作中で紹介されている岡潔さんへか。
上のリンクをみてびっくりしたのは、著者が当時30歳のとき書かれていたという事実。
文章がうますぎるからもっと年配の方かと思ってた・・・!
内容も濃くて面白くて、数学にほぼ縁のない、というか逃げてきた私のような人間にも、わくわくさせてくれるような内容で、すごくパワフルでした。
そして、数学への愛にあふれていました。
他の分野の人でもその世界に入り込めるような内容で、メモしたくなる点がたくさん。なによりも、著者の書き方が良い。
すごくロマンチックな言い回しで語り尽くし、読者の心を鷲掴みにしてくれます。
(※ラブストーリーとかじゃなく、数学の本です。)
読み進めるうちに、これは片思いのラブストーリーだな!と気が付き、著者の数学に対する愛情を感じずにはいられない、そういった内容でした。
ただ残念なのが一点。
後半に出てるく岡潔さんについて掘り下げている部分では、おそらく著者のあまりの愛の強さに、こちらはついていけなくなってしまいました。
それまでの文章の中で構成されてきた、客観的で様々な視点から集めた数学という世界に対してのアプローチが、一気に主観(岡潔さんすごいヤバイぱねぇという感じ)に変わり、岡潔さんの言葉を多用しているのがいままでの著者の世界観を壊してしまって、一気に読みにくくなってしまいました。本当に、最後のちょっとだけ。
主題が数学から岡潔さんに移ってしまい、この本の本質がどこにあるのか、というのをあやふやにさせてしまったように思います。
まとめの章では元の形にもどり、主題も再提示され、また面白いと惹き込ませてくれるようになりましたので、そこで安心。
そんなのも含めて、愛のこもった素晴らしい本だと思います。
買っていただきありがとうございます。
簡単に書かれているものでもやっぱり難しいと思うことが多かったので、何度か読み直して少しずつ理解を深めていきたいですね。
最後に、この本の「はじめに」を読んで、私はすごく好きになりました。
一瞬にして世界に惹き込まれました。
ーーー人はみな、とうの昔に始まってしまった世界に、ある日突然生まれ落ちる。自分が果たして「はじまり」からどれほど離れた場所にいるのか、それを推し量ることすらできない。ーーー
ロマンチック♡